スカイプレミアム事件 書類送検の勧誘員7人を不起訴に 5人は略式起訴

スカイプレミアムの最高経営責任者らが金融商品取引法違反の疑いで逮捕された事件について、福岡地検は書類送検されていた勧誘員12人のうち7人について起訴しないことを決めました。「諸般の事情を考慮した」としています。

国の登録受けずに金融商品取引を仲介か

この事件は、スカイプレミアムの最高経営責任者ら4人が国の登録を受けずに金融商品取引を仲介した疑いで逮捕されたものです。

出資者を集める勧誘員の役割を担った「代理店」の経営者を含む30代から60代の男女12人も、金融商品取引法違反容疑で書類送検されていましたが、福岡地検はこのうち7人を3月29日付けで不起訴処分としました。

理由について福岡地検は「諸般の事情を考慮した」としています。

残りの5人については、金融商品取引法違反の罪で略式起訴されたということです。

スカイプレミアムをめぐっては、全国で約600人の勧誘員が投資を勧誘し、約2万6000人から1350億円を集めていたとみられています。

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