多様な人材の活躍推進へ 南都銀行 新人事制度発表

南都銀行は11日、年齢や性別に捉われない多様な人材の活躍を目指し新たな人事制度を発表しました。

4月1日から始まった人事制度では、性別に関係なく多様な分野での活躍機会を提供することなどを目的として、これまで性別に偏りがみられた総合職と特定職を統合することなどが組み込まれています。

また今後、初任給や賞与の引き上げを行うといい30歳以下の職員の平均では14.5%の賃上げになるということです。

そして、日本銀行が金融緩和策として行っていたマイナス金利政策を3月解除したことを受け、橋本隆史頭取は「南都銀行も今後、企業に対する金利を少し頂戴する環境が当然でてくるだろう」と述べ、その時期については―

南都銀行 橋本隆史 頭取

「おそらくすぐにはなかなか難しいと思います。次の融資の契約期限の時から、少し上げていただくような交渉を当然始めていくと。でもそれを急激にやるということは考えておりませんので、理解を深めつつ進めていくということになるんだろうなと思います」

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