乾燥しやすく風が強い季節 青森・むつ市で山火事防止を呼び掛け 水入り袋を背負って消火する機材の体験も

空気が乾燥しやすく風も強い季節を迎えた中、青森県むつ市では、消防などが山火事防止を呼び掛けました。

パレードの出発式では、下北地域県民局地域農林水産部の櫻庭正行部長が、「貴重な森林を守るため、多くの人に山火事防止を呼び掛けてください」とあいさつした後、参加者が水が入った袋を背負ってポンプで消火する機材の体験を通して、万が一の事態に備えました。

そして、広報車で市内を回って山火事防止を呼び掛けました。

県によりますと県内では2023年、9件の山火事が発生し1人が亡くなっています。

例年、4月と5月に多く発生する傾向にあり、県は注意を呼び掛けています。

【下北地域県民局地域農林水産部 櫻庭正行部長】
「山火事は一瞬にして起こって、被害が大変大きい状況となるので、屋外で活動する際には火の取り扱い十分注意していただくようお願いいたします」

© 青森朝日放送