自民、ダンサー会合「信頼失墜」 青年局、立て直し協議

自民党青年局の緊急会議=11日午後、東京・永田町の党本部

 自民党青年局は11日、露出の多い衣装の女性ダンサーを呼んだ党近畿ブロック府県連青年局会合が批判を浴びたことを受け、組織の立て直しを図る緊急会議を党本部で開いた。鈴木貴子青年局長は「信頼をみすみす手放さざるを得なかった。大変じくじたる思いだ」と危機感をあらわにした。会議には関東ブロック都県連の青年局役員も参加した。

 各都道府県連の青年局役員と月内に意見交換し、報告書をまとめる。6月には全国一斉街頭活動を行う。鈴木氏は会議後、記者団に「悔しさや憤りの声をもらった。青年局の自覚の再構築が求められている」と厳しい受け止めを語った。

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