高校生が発案 高齢者と若者が彦根街歩き

高齢者と若者が交流しながら運動する催しが彦根市内で行われました。

この企画は、県内小売最大手の「平和堂」などが、彦根の地域活性化につながるアイデアを、高校生から募集する事業の最優秀企画に選ばれたもので、今回は、彦根工業高校の生徒が考えた「運動をしながら若者と高齢者がコミュニケーションを持つ」という案を滋賀大学の学生が実現しました。

この日は、高校生のアイデアをもとに大学生9人と彦根市に住む高齢者10人がグループになり彦根城周辺を歩きました。

少子高齢化が進み、地域の交流が少なくなっていることを踏まえて生まれたこの案。学生や高齢者は、およそ2キロの道のりを歩きながら、得意料理や運動する頻度など日常生活についての会話をして交流を深めていきました。

今後も、季節ごとにこうしたウォーキングが予定されるなど引き続き交流を続けていくということです。

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