「子どもの時に交通ルールをしっかりと覚えることで、大人になっても事故防止につながる」子どもたちへの交通安全教室

正しい交通ルールを学んで、事故防止につなげようと高知市の公園で子どもたちが交通安全を学びました。

この教室は春の全国交通安全運動の取り組みの一環で、高知市の比島交通公園で行われました。子どもたちに交通ルールを学んでもらい、悲惨な事故を防ごうという目的です。11日は高知市の清和幼稚園の園児60人が参加し、警察官から信号機の見方や横断歩道の渡り方を教わりました。

信号機がない場所を想定した横断歩道では。

「信号のないところだからね。手をあげて右と左見て車が来ていないことを確認して渡りましょう」

子どもたちは道路に飛び出さないこと、左右をよく確認することに気を付けながら横断歩道を慎重に渡っていました。

「手をあげてから右左みてオッケーだったらすすむ」

警察によりますと、県内では2024年3月までに子どもが絡む交通事故が12件発生していて、道路に飛び出したことがきっかけとなったケースが多いということです。

高知警察署の吉本交通課長は「子どもの時に交通ルールをしっかりと覚えることで、大人になっても事故防止につながる」と話していました。

© 株式会社テレビ高知