ジャッキー・チェンの7作品を放送

BS松竹東急(BS260ch・全国無料放送)の放送枠「よる8銀座シネマ」で昨年12月より放送している特集「6か月連続 ジャッキー・チェン祭り!」のクライマックスに、石丸博也氏による吹き替えを新たに追加した完全版を、4月から5月にかけて世界初・独占放送する。今回の放送にあたり自らが手掛けた映画『刑事物語』シリーズでは派手なカンフーアクションに挑戦し、「自身の一番のお手本はジャッキー・チェン」と語る “生粋のジャッキーファン”武田鉄矢さんから以下のコメントが寄せられた。

「チープで何も仕掛けがないチャーミングな作品ながら、痛々しさを感じるほど派手で体当たりなアクション。初めて映画館で観た20代の頃にこれだ!と夢中になり、最近の作品に至るまでずっと追っています。やがて彼のアクションは花を開くわけですが、当時B級映画を目指していた者にとっては、ジャッキーこそがお手本でしたね。あの決死のアクションには、お金をかけられないなら体を使うしかないという彼の断固たる決意が感じられる。そこから映画制作の基礎を学んだといっても過言ではありません。私もこんなことをやりたい!という想いで、カンフーアクションを取り入れた『刑事物語』(1982年)という作品をつくりました」

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