菓子工房シェリココ 破産手続き開始決定 負債1億5000万円 事業は別会社継承 茨城

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東京商工リサーチつくば支店は11日、菓子製造販売の菓子工房シェリココ(茨城県つくば市大曽根)が水戸地裁土浦支部から破産開始決定を受けたと発表した。4月1日付。負債は約1億5000万円とみられる。

同社は2017年設立。ワッフル菓子の製造、販売を手がけ、オリジナル商品のほかスーパーやデパート、ドラッグストアなどで販売されるプライベートブランド(PB)商品も扱っていた。自社工場で企画から製造・販売まで一貫し、PB商品の数量増加で徐々に売上高を拡大したが、赤字が続き、大幅な債務超過での経営が続いていた。

新型コロナウイルスの感染拡大以降は、実質無利子・無担保融資(ゼロゼロ融資)も活用して運営を維持していたが、採算が取れず事業継続を断念した。事業は別会社が継承し、営業を続けている。

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