「共助」の意義、確認 茅ヶ崎南第2が防災訓練 横浜市都筑区

訓練には消防団や水道局が協力した

茅ケ崎南第二町内会(吉野栄会長)が3月31日、防災訓練を行った。

横浜市内で3月としては観測史上最高気温を記録したこの日は、春休みということもあり、親子連れを含め約110人が参加した。

大原みねみち公園に集合した参加者は、消防団や水道局の協力を得て、初期消火訓練や緊急給水栓の設置を体験した。また地域防災拠点である茅ケ崎台小学校まで移動し、防災備蓄倉庫の見学や災害用ハマッコトイレの仕組みを学んだ。

その後、自性院へ移動。「お花見」と称し、炊き出し用のかまどで作った豚汁などが振る舞われた。

吉野会長は「最近は各地で地震が頻発しており、いつ大地震が発生してもおかしくない、と感じる。共助こそ町内会の意義。今後も続けていきたい」と語った。

この日は、能登半島地震に対する募金箱も設置。飲み物を販売した収益や事前に町内会で集めた募金などを合わせた約11万円が、連合町内会を通じて日赤へ送られた。

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