金融教育で連携強化 横浜銀行、国大と協定 横浜市保土ケ谷区

締結式に出席する関係者(横浜銀行提供)

横浜銀行(片岡達也頭取)と横浜国立大学(梅原出学長)がこのほど、金融教育に関する包括連携協定を締結した。

横浜銀行からの呼び掛けで、両者は2018年に「地域経済を金融面から支える人材育成」を目的とした協定を締結。横浜国大のほか、同大附属小学校・中学校などでお金をテーマとした講座を開催し、社会や経済の仕組みについて分かりやすくレクチャーしてきた。

政府の資産所得倍増プランなどで、金融教育の必要性が高まる昨今。今回締結した協定には、学生や保護者の金融リテラシーを高める取り組みを進展させる要綱などが盛り込まれている。梅原学長は「金融教育は人格形成にも活かされると思う」と話し、横浜銀行との連携強化に手応えを感じていた。

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