エンゼルスで兜に代わるホームランの新儀式 地元局が暴いた意外な正体「実は建築作業員が…」

エンゼルスのマイク・トラウト【写真:ロイター】

ついに公開されたエンゼルスの新儀式、意外なところに発祥が?

大谷翔平投手が去った米大リーグのエンゼルスでは、昨季まで本塁打を打った選手に日本の兜をかぶせるセレブレーションが行われていたが、今季はピカピカ光る“天使の輪”がかぶせられるようになった。9日(日本時間10日)にマイク・トラウト外野手が6号2ランを放って話題になったが、地元放送局がこの輪の意外な秘密を紹介している。

天使の輪でエンゼルス選手が祝福され始めたのは、9日に本拠地で行われたレイズ戦。主砲トラウトが中越え2ランを放つと、ベンチに戻ってきたところでヘルメットの上からかぶせられた。大谷翔平投手が所属していた昨年は33万円の日本の「兜」を装着していたが、今季は違った形になったようだ。

10日(同11日)になって、エンゼルスの地元放送局「バリースポーツ・ウエスト」がこの輪の“秘密”を紹介した。人気女性レポーターのエリカ・ウェストンさんが「HALO(天使の輪)の情報を入手しました」として「実は、これは建築作業員が働くときにヘルメットにかぶせて使われているそうです」と正体を明かしている。

作業員の安全を守る輪が、巡り巡ってセレブレーションに使われている。さらにエリカさんは「覚えていますか? 数シーズン前にカウボーイハットをかぶっていたのを」と2022年に行われた祝福を回顧。今後も本塁打を打った選手の頭から、目を離せそうにない。

THE ANSWER編集部

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