ジュリアがWWE視察から帰国「そう遠くない将来にいろいろ発表できると思う」

記者を見つけて驚くジュリア

女子プロレス「スターダム」を退団した〝お騒がせ女〟ことジュリア(30)が11日、米・WWE視察から帰国した。

3日の出国の際、取材に応じたジュリアは「今からヒマラヤ山脈に行ってくる。山ごもりして、片方の眉毛を全剃りしてくる」とけむに巻いたが、6日(日本時間7日)にはWWE・NXTの「NXTスタンド&デリバー」の会場をロッシー小川氏と共に訪れた様子が世界に配信された。

到着ゲートから出てきたジュリアは本紙記者を見つけると驚いた表情を浮かべ「ヒマラヤ山脈でもファンに囲まれて忙しくてさ。眉毛剃る暇なかったよ。時間を見つけて山ごもりして、精神を鍛えて帰ってきたよ」ととぼけた様子だった。

NXT大会のビジョンに映った話題を振ると「あ、そうそう。隙間を縫って行ってきたよ。ヒマラヤまでレッスルマニアの大歓声は聞こえてたからね」とようやく米国に行っていたことを認めた。当時の状況について「モニターが真上にあって見えなかったから、自分が写っていると思わなかったんだよ。すごい歓声が上がってたから、誰か大物来たのかなと思ってた。そしたら知り合いから『ものすごい歓声だったね!』って電話きて、映像も見て、あの歓声は自分にだったんだってわかったんだよ。もったいなかった…。もう1回やり直したい」と肩を落とした。

また6日(日本時間7日)に自身の「X」(旧ツイッター)を更新し、米「WWE」のCCO(最高コンテンツ責任者)を務めるトリプルHと握手をする写真を投稿。大きな反響を呼んだが「いろんな話をしたよ。内容は言えないけど、そう遠くない将来にいろいろ発表できると思う」と意味深な言葉を残した。

帰国翌日の12日後楽園ホール大会では、スターダムでのラストマッチで朱里とのコンビ「アルト・リヴェッロ・カバリワン(アリカバ)」を結成し、IWGP女子王者・岩谷麻優、羽南組と対戦する。ジュリアは「朱里はスターダム来てから楽しいことも、つらいことも一番共有した相手。もう自分がスターダムを去るわけだから、今までみたいに簡単に復活はできなくなる。本当に最後かもしれない」と寂し気な表情を浮かべつつ「だからこそ思いっきり楽しもうと思ってる。今までで一番テンション高く、アリカバらしく笑って終わりたい」と決意を明かした。

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