浜野謙太、大河ドラマ出演決定で歓喜も「ものすごく弱い武将で…」 ゆかりの祭り参加では「陸の孤島すぎて」とぼやき連発

イベントに出席した浜野謙太【写真:ENCOUNT編集部】

『どうする家康』で織田信雄役

ミュージシャンで俳優の浜野謙太が11日、都内で行われた「ディズニー★JCBカードPresents『インサイド・ヘッド 2』(8月1日公開)公開記念 映画『ソウルフル・ワールド』(4月12日公開)前夜祭」に出席した。

『ソウルフル・ワールド』は、生まれる前の魂(ソウル)たちの世界に何百年も暮らし、自分のやりたいことや好きなことを見つけられず「人間に生まれたくない」とずっと思っている“こじらせ”ソウル・22番と、ソウルの世界に迷いこんでしまい、元の世界に戻りニューヨークでジャズ・ピアニストになりたいと夢見る音楽教師・ジョーが奇跡の大冒険を繰り広げ、人生の素晴らしさに気づかせてくれる、ピクサー史上もっとも深い感動作。

主人公ジョーの日本版声優を務めた浜野は「4年前ですかね。この『ソウルフル・ワールド』の日本語版声優の役が決まって感動し、(声を)吹き込んで作品をしっかり見て感動し、ところがコロナ禍で上映せず配信ということになって、こんなに音楽が素晴らしくて面白い作品を大爆音と大画面で聞けたらなと悔しい思いをしたので、4年越しでこうやってみなさんにお届けできることが本当にうれしいです」と感慨深げに語って観客から拍手を浴び、「ただ1つ不覚だったのが、相方(22番役)の川栄李奈を連れて来られなかったことです」と悔しそうな表情を浮かべた。

また、『インサイド・ヘッド 2』で6つの感情が登場することにちなみ、自身が最近感じた感情にまつわるエピソードを聞かれた浜野は、戦国時代が好きだそうで「大河ドラマ(『どうする家康』)の出演が決まったときはすごくうれしかったんですけど、ふたを開けてみたらものすごく弱い武将(織田信雄)で、強い武将が好きなのに愚将って言われるような武将だったんですよね」と喜びと悲しみの感情が同時に訪れたことを明かしつつ、信雄役をやったことで、信雄を初代とする織田家ゆかりの城下町である群馬・甘楽町で行われた『小幡さくら祭り』の武者行列に呼ばれたそうで「よろいを着て、馬に乗って出させてもらったんですよ。すごくないですか? その地域では大スター。あんなに弱いのに」と大興奮。そして、自分の勇姿を見せたいと思い、家族も同祭りに呼んだそうだが「陸の孤島すぎて家族が遅れて来ちゃって、僕の武者に間に合わなかったんです。最後は悲しみでした」と肩を落とした。ENCOUNT編集部

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