TBSと韓国CJ ENM、合同クリエイター研修を実施…日韓から50名以上が参加

TBSグループは3月20日(水・祝)から21日(木)にかけて、韓国の総合エンターテインメント企業CJ ENMと合同でクリエイター研修を実施。韓国で行われた今回のプログラムは、TBSとCJ ENMで締結した戦略的パートナーシップ協定の一環で、日韓両国から50名以上のクリエイターが参加した。

TBSグループからは、TBSテレビ、TBSスパークル、THE SEVENでドラマ・映画の制作に関わるプロデューサー・ディレクターが渡韓。CJ ENMグループからは、STUDIO DRAGON(スタジオドラゴン)、CJ ENM STUDIOSなどグループ傘下の制作会社に所属するクリエイターが参加した。CJ ENMグループが海外の企業と合同でクリエイター向けの研修を実施するのは、今回が初となる。

プログラムの中では、STUDIO DRAGONのキム・ジェヒョンCEOをはじめ、オ・グァンヒ(「マスクガール」)、ソン・ジャヨン(「私の夫と結婚して」)、イ・ドンウン(「無人島のディーバ」)など世界を席巻する韓国ドラマを制作したクリエイターや、ユン・ジェギュン監督(「コンフィデンシャル」シリーズ製作、「TSUNAMI -ツナミ-」監督・脚本・製作)が登壇。番組の制作工程や企画立案のプロセスなどを紹介した。TBSグループからもオリジナルIPを活用した映画化・イベント開催などの多面的ビジネス展開について、「TOKYO MER~走る緊急救命室~」や「VIVANT」などの実例を交えながら説明した。

また、CJ ENM が坡州(パジュ)に設立した「CJ ENM スタジオセンター」も訪れ、最新のバーチャルプロダクション設備などを視察。ドラマ制作の手法やVFX技術の活用についての意見交換も行った。

今後、両社での合同研修プログラムは定期的に行う予定で、ネットワーク強化により両社間でのコンテンツの共同開発・共同制作などの協業創出につなげることを狙う。

CJ ENMは韓国・ソウルに本社を持つ、グローバルエンターテイメント企業だ。1995年以降、メディアコンテンツ、音楽、映画、舞台、アニメ等の幅広いビジネス領域に参画し、最高のオリジナルコンテンツを様々なメディアプラットフォームに提供している。

カンヌ映画祭で受賞した「パラサイト 半地下の家族」や、トニー賞を受賞したミュージカル「キンキーブーツ」、韓国の映画興行記録を作った「バトル・オーシャン 海上決戦」等の映画、「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」をはじめとする人気ドラマ、「I Can See Your Voice」といったバラエティ番組など、世界中で評価の高いコンテンツを企画、制作、配給している。CJ ENMはドラマ専門制作スタジオ「STUDIO DRAGON」、アメリカに本社を持つ「Fifth Season」、K-OTTコンテンツ制作スタジオ「CJ ENM STUDIOS」などメジャーの制作・配給スタジオを保有している。

また、全世界規模で楽しむ「KCON」や「MAMA AWARDS」といった音楽イベント・アワーズも手掛けている。

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