インスタントラーメンは簡単にできて確実においしいという優れもの。ただいつも食べていると、ちょっとしたアレンジを加えたくなることもある。好みの調味料や食材をちょい足しすることでグンとおいしくもなるが、カロリーが増えてしまうため、罪悪感を感じてしまうなんてことも……。そこで今回は10~30代の男女100人に「インスタントラーメンの“背徳”ちょい足し」について聞いてみた。(アンケートサイト「ボイスノート」調べ)
第4位(9.0%)は、マヨネーズ。
マヨネーズは、酸味やコクが増してコッテリした味わいに変化する。何にかけてもおいしくなると、マヨネーズを多用するマヨラーがいるほど。入れるほどマヨネーズの油分でクリーミーな口当たりになり、まさに背徳感たっぷり。特にシーフードラーメンや味噌ラーメンとの相性が抜群だ。
「カロリーは高いけど、おいしくなるから」(35歳/男性/コンピュータ関連以外の技術職)
「コクが出るから癖になる」(36歳/女性)
「シーフードヌードルがよりまろやかになる」(39歳/女性/主婦)
「おいしく食べやすくなる」(18歳/女性/学生・フリーター)
「濃厚で美味しくなるから」(22歳/女性/学生・フリーター)
■第2位は卵、ニンニク
第2位(12.0%)は、卵、ニンニクの2つが同率で選ばれた。
卵をラーメンに入れる人は多いが、ゆで卵や生卵、かきたま風などさまざまなアレンジがきくところもいい。特に生卵のちょい足しは、トロっとした黄身が麺とスープに絡んで濃厚な味わいが楽しめる。栄養価がアップするので、一食をインスタントラーメンで済ますときにはタンパク質がとれるのでオススメだ。
「物足りないときに卵をプラスするとおいしく食べられる」(34歳/女性/学生・フリーター)
「スタミナをつけるために温玉を入れる」(36歳/男性/学生・フリーター)
「生卵を入れると、まろやかになってすごくおいしくなる」(35歳/女性)
「簡単で栄養もあるし、おいしくなる」(31歳/女性/学生・フリーター)
「生卵を落とすと、とろみが出ておいしくなる」(28歳/女性/総務・人事・事務)
一方、ニンニクは、食欲が激しくそそられる香りが魅力だが、食べた後は人に会えないというデメリットも。醤油やとんこつをはじめ、どんなラーメンに入れても旨味を引き出すので、思わずスープを飲み干してしまうほど病みつきになる危険性が高い。生でなくても手軽に使えるチューブ入りニンニクでも本格的な味に変化するので冷蔵庫に1本常備しておくといいかもしれない。
「一気に旨味とジャンクさが増す」(30歳/男性/企画・マーケティング)
「パンチが効いたアレンジをしたいときにピッタリだから」(34歳/女性/主婦)
「ニンニクが好きなのと、味に深みが出る」(31歳/男性)
「豚骨ラーメンにチューブのニンニクを入れると、お店のラーメンっぽくなっておいしい」(39歳/女性/総務・人事・事務)
「ガッツリ食べたいときに刻みニンニクを入れる」(16歳/男性/学生・フリーター)
■第1位はカロリーアップでも入れたいバター
そして第1位(14.0%)は、バター。
バターは、食べた瞬間に芳醇な風味が広がり、ジャンクながら高級感もある味わいにランクアップする。特に味噌ラーメンとの相性の良さは知られているが、意外と醬油や塩とも合う。バター自体のカロリーの高いさもあり、トップオブ背徳感のあるちょい足しに選ばれた。
「油感を追加したいからついやってしまう」(18歳/男性/学生・フリーター)
「カロリーは上がるが、簡単にラーメン屋さんっぽい味になる」(29歳/女性/コンピュータ関連技術職)
「味噌ラーメンを食べるときにバターをたっぷり入れる。バターの風味と味噌の風味がとても合う」(29歳/女性)
「コクが出てとてもおいしくなる」(38歳/男性/コンピュータ関連以外の技術職)
「とんこつや醤油ラーメンもバターをちょい足しすれば旨味が増すので」(27歳/女性/総務・人事・事務)
「グレードアップ感があるから」(39歳/男性/営業・販売)
■「インスタントラーメン“背徳”ちょい足し」ランキング
1位 バター
2位 卵
2位 ニンニク
4位 マヨネーズ
5位 チーズ
6位 白米
7位 ラー油
8位 キムチ
8位 ゴマ油
10位 ごま