ドジャース・グラスノーが88球14奪三振の快投でMLB史上36年振りの歴史的偉業を達成!「素晴らしかった!」とツインズの監督や捕手も圧巻のピッチングを大絶賛

ロサンゼルス・ドジャースは現地4月9日(日本時間10日)、敵地ターゲット・フィールドで行なわれたミネソタ・ツインズとの試合に6対2で勝利した。

この日、先発投手のドジャース・グラスノーは7回3安打、無四球無失点の好投を披露し、今シーズン3勝目をマーク。88球で3回2死からの6打者連続を含む14三振を奪う、好ピッチングをみせた。

グラスノーの偉業達成に10日、ドジャースの専門メディア『Dodger Blue』が「ツインズは、14奪三振を記録したタイラー・グラスノーを高く評価した」と題した記事を更新。MLB公式サイトのパトリック・ドネリー記者のコメントを引用し、ツインズのロッコ・バルデリ監督が「今日の試合のような投球をしていれば、おそらくどんな試合でも、球界のどのチームにも勝てるだろう。(こんなこと)軽々しくは言わない」と語り、圧巻のピッチングを高く評価したことを伝えた。

さらにツインズの捕手・ライアン・ジェファーズは現地9日(同10日)のグラスノーの活躍について「彼は今日、我々の誰よりも素晴らしかった」と話し、グラスノーが魅せた圧巻のパフォーマンスを称賛した。

また同メディアは「タイラー・グラスノー、奪三振でMLBの歴史に名を刻む」と題した記事も掲載。「少なくとも投球数が記録されるようになった1988年以来、投球数が90球未満でありながら先発で14奪三振を記録した最初の投手となった」と記し、メジャーリーグ史に名を刻んだことも報じている。
SNS上ではグラスノーの活躍にファンから「本当にすごい 」「驚くべきパフォーマンスだ」「長身から振り下ろされる縦落ち高速スライダーがエグい!」「これは打てない!」「めちゃくちゃ感動的だ」「サイ・ヤング賞に期待!」「14Kは素晴らしすぎる」「最高だよグラスノー」などと、コメントが寄せられた。

なお、ドジャースは現地10日(同11日)に、おなじく敵地ターゲット・フィールドで行なわれたミネソタ・ツインズと対戦。2対3で惜しくも敗れている。

構成●THE DIGEST編集部

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