現地4月10日に行なわれたロサンゼルス・エンジェルス対タンパベイ・レイズの一戦で、エンジェルスのジョー・アデル外野手がやらかした。
2対4と2点を追うエンジェルスは8回裏、2死無走者から7番のアデルが左前打で出塁。アデルは続く8番マット・サイスの初球に盗塁すると、相手投手の投球が緩い変化球だったこともあり悠々セーフ、と思われた。
しかし、なぜか2塁ベースを駆け抜けてしまいタッチアウト。追い上げ好機をまさかの凡ミスで潰してしまった。アデルは6回の第3打席で今季初アーチを打っていたが、その喜びを吹き飛ばすボーンヘッドだった。
結局、試合はこのまま2対4でエンジェルスは敗北。試合後、ロン・ワシントン監督は「二度とこうようなプレーが起きないことを願いたい。われわれにとって恥ずべきことだった」と怒りを露わにした。
このプレーを見た米ファンは、「何を考えているんだ?」「野球の初心者?」「許しがたい」「一刻も早くチームから外してほしい」「盗塁は滑らないといけないって教わったぞ」「兄さん、滑ってくれよ」「なぜ、走り抜けた?」など、集中力を欠いたアデルの走塁を糾弾した。
構成●THE DIGEST編集部