英国で女子選手の超ロングスロー話題 英紙「38メートルのスローインでファンを魅了」

メーガン・キャンベル(右から2人目)(ロイター)

サッカー女子アイルランド代表DFメーガン・キャンベル(30)の超ロングスローが話題になっている。

英紙「デーリー・メール」によると、キャンベルは、アイルランド代表として出場した9日のホーム・イングランド代表戦で、左サイドのタッチラインから、ゴール前へロングスローを放り込むと、あまりの飛距離に、相手選手も観客も驚いたという。同紙は「38メートルのスローインでファンを魅了、欧州女子選手権予選でイングランド代表の守備陣を動揺させた」と伝えた。試合はイングランドが2―0で勝利したものの、ロングスローに手を焼いたわけだ。

イングランド女子チャンピオンシップ(実質2部)のロンドンシティー・ライオネスに所属するキャンベルは、同スーパーリーグ(1部)のマンチェスター・シティーやリバプールでもプレー経験がある。

同紙によると、かつてのインタビューで本人は「私がロングスローを持っていることに気づいたのは、たぶん12歳か13歳のとき。私の年代には女子のチームがなかったから、当時は男子と一緒にプレーしていたの。ただボールを投げただけなのに、男の子たちよりも遠く飛んでいたから、普通の人のスローインよりも長いんだということが分かってきて、成長するにつれて距離も伸びていったの」と振り返っている。

現地ネット上では、男子選手で、40メートル級のロングスローを武器に活躍した、元アイルランド代表MFのローリー・デラップ氏(47)との比較も盛んだという。今後もロングスローで相手を苦しめそうだ。

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