海外でも評価の高い日本のタイポグラフィ・デザインを収めた『日本タイポグラフィ年鑑2024』が面白い

「日本タイポグラフィ年鑑2024」(パイ インターナショナル)が2024年4月12日に発売となる。日本タイポグラフィ協会編集の本書は、海外でも高く評価されている日本のタイポグラフィデザインを記録したもので、各種コミュニケーションにおいて重要な役割を果たすタイポグラフィを特集している。価格は本体12,000円+税だ。

「日本タイポグラフィ年鑑」は、1969年に「日本レタリング年鑑」として始まり、今年で45冊目の発行を迎える。本書には、日本タイポグラフィ協会の14名の審査委員が選出した400点以上の作品が掲載されている。これらの作品は、広範囲から募集され、厳格な審査を経て「グランプリ」、「ベストワーク賞」、「審査委員賞」などが授与される。

タイポグラフィの最新トレンドを10のカテゴリーで探ることができ、部門別のベストワークの制作過程も一部紹介。また、海外のデザイナーやタイポグラファーからの寄稿文も掲載されている。デザインに携わる人必読の一冊だ。

(文=リアルサウンド ブック編集部)

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