SNS型「投資詐欺が止まらない」静岡県内で被害相次ぐ 伊東で2800万円、焼津で390万円 警察が注意呼びかけ

SNSを悪用した投資詐欺が止まりません。静岡県内では、伊東市で2800万円、焼津市でも390万円の被害が出ています。

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警察によりますと、伊東市の住む60代の男性は2023年10月下旬、SNSに出ていた投資の広告をクリックしたところ、外国為替の売買に関する投資を勧誘され、10回以上にわたって指定された口座に現金を振り込み、あわせて約2800万円をだまし取られたということです。

また、焼津市では、40代の男性が被害に遭いました。男性はSNSを通じて知り合った女とみられる人物から投資を持ちかけられ、2024年2月から3月下旬にかけて、指定された口座に現金あわせて約390万円を振り込みました。

男性が投資した金をおろしたいと申し出たところ、女とみられる人物から「今までの投資額の30パーセントを振り込め」などと連絡があり、詐欺に気付いたということです。

静岡県内では、1日に伊東市で、5日には伊豆の国市で現金をだまし取られるなど、SNS型の投資詐欺が相次いでいて、県警は「SNS上で知らない相手から投資の話が出たら詐欺」と注意を呼び掛けています。

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