J1広島が公共施設でのサインや写真撮影のファンサービス自粛お願い 横浜M、秋田に追随

広島は「公共施設でのファンサービスをお断りします」との声明を発表した

Jクラブからファン、サポーターに対してファンサービスに関するお願いが相次いでいる。

J1広島は11日、公式ホームページで「トップチームのアウェーゲームへの遠征などチームの移動時に、公共交通機関(駅や空港)やホテルなどの公共施設で、選手へファンサービス(サインや写真撮影)を求めるケースが増えております。チーム移動の妨げになってしまうほか、公共交通機関・宿泊施設をご利用される他のお客様や、施設にもご迷惑となってしまいますので、安全面を配慮し、上記の場での対応はお断りさせていただきます」と声明を発表した。

すでにJ1横浜Mは4日、J2秋田は5日に同内容のお願いを公式HPを通じて発表している。横浜Mは「中には迷惑行為の範囲を超え『つきまとい行為』と認識せざるを得ないような行為も見受けられます。今後もこのような行為が見られる場合には、しかるべき対応を取らせていただく可能性がございます」とも言及していた。かねて問題になってきたことだが、改めて応援する側にもモラルが求められそうだ。

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