【スターダム】林下詩美がラストマッチに黄金世代を指名した理由「戦って終わりたかった」

トークイベントに出席した林下詩美(左)と上谷沙弥

女子プロレス「スターダム」を3月いっぱいで退団した林下詩美(25)が、スターダムマットラストマッチへの意気込みを語った。

12日の東京・後楽園ホール大会では、上谷沙弥(27)とのタッグ「アフロディーテ」でワールド王者・舞華、飯田沙耶組と激突する。11日に都内で行われたトークイベントに上谷と出席した詩美は「いろいろ考えた結果、これからのスターダムを担っていく黄金世代の人たちと最後に組んで終わりではなく、戦って終わりたかった」と岡田太郎社長(36)に自ら対戦カードを提案し、承諾を得たことを明かした。

約4年半続いた同タッグは、昨年12月の愛知・ドルフィンズアリーナ大会でゴッデス王座に輝いた。最後の戦いを前に「これからのスターダムを体感するのはもちろん、林下詩美という存在を最後にスターダムに残したい」と力を込めた。

またトークイベントでは、来場したファンからの質問に答えた。「もしリング上で再会するなら、再びタッグを組むかシングルで戦うか」という問いには、両者ともに「シングルで戦いたい」と意見が一致。詩美が「どれだけ成長したかを確かめたい」と答えると、上谷も「お互いがいろいろな道で味わったり学んだりしたことが、戦うと分かると思う」と対戦を熱望していた。

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