「押されている時間が長い将棋」藤井聡太八冠が初防衛へ白星発進 将棋の名人戦第1局

対局を終えた藤井八冠(11日)

愛知県瀬戸市出身の藤井聡太八冠に、一宮市出身、豊島将之九段が挑戦する名人戦七番勝負の第1局は、藤井八冠が勝ちました。 東京・文京区のホテルで11日に行われた七番勝負の第1局2日目は、午前9時に挑戦者の豊島九段が封じた40手目を指し、藤井八冠の手番で再開しました。

先に4勝した方が勝者となる名人戦七番勝負。史上最年少で「名人」になった藤井八冠は初防衛を目指します。

一方、豊島九段は5年ぶりの「名人」復帰を狙います。ともに愛知出身の対決となった2人のこれまでの対戦成績は藤井八冠が22勝、豊島九段が11勝。

対局は141手で豊島九段が投了し、藤井八冠が勝ちました。第2局は、4月23日、24日に千葉県成田市で行われます。

藤井八冠「内容的には押されている時間が長い将棋だったと思うので、まずはしっかりと振り返って次局につなげられれば」

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