ファミリーマートとローソンが初の共同輸送 冷凍商品を対象に東北地方の物流拠点間で実施 物流課題へ対応

ファミリーマートとローソンは11日から、東北地方の一部地域で初の共同輸送を実施する。

ドライバー不足など物流課題への対応の一環。

ローソンとファミリーマートは、宮城県・岩手県の各在庫拠点から秋田県の配送拠点への輸送便をそれぞれ運行している。

今回、アイスクリーム・氷・冷凍食品などの冷凍商品の輸送で輸送車両にスペースが発生する場合に1台に積み合わせて共同輸送を行う。

これにより車両台数やCO2排出量を削減する。CO2排出量削減量は両社合計で1回あたり56キロを見込む。

ファミリーマート物流拠点(宮城県多賀城市)

実施月は物量が比較的安定する4月~6月と9月~11月。
実施曜日は、火曜日・木曜日・金曜日の積載量条件が合致した日。
配送車両は10トントラック1台。

配送ルートは以下の順となる。
(1)ファミリーマートの物流拠点(宮城県多賀城市)からファミリーマート用商品を積載して出発。
(2)ローソンの物流拠点(岩手県盛岡市)でローソン用商品を積載。
(3)ローソンの物流拠点(秋田県秋田市)でローソン用商品を降ろす。
(4)ファミリーマートの物流拠点(秋田県秋田市)でファミリーマート用商品を降ろす。

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