大名茶人が愛した銘菓 8.5分の1の特小サイズが登場 その狙いとは

大名茶人として知られる松江藩主・松平不昧公が愛し、日本三大銘菓の一つともなっている松江の和菓子「山川」に、かわいい特小サイズが登場しました。
その狙いとは。

島根県松江市中心部にある風流堂寺町本店でお披露目された「山川古今」です。
水引をイメージしたパッケージで、松江の茶の湯文化を未来につなげて行く願いを込めて名付けられました。

風流堂・内藤葉子社長
「若い方ですとか観光客の方でも手に取りやすい。お土産にするのにちょうど良い大きさと値段だと思いますので。『山川』というお菓子の紹介、入り口にも使って頂けるようなものではないでしょうか。」

もち米から作る「寒梅粉」を使い、しっとりとした口当たりと、後を引かない甘さが特徴の「山川」には、2019年にほぼハーフサイズの商品が加わり、さらに今回の特小サイズは、レギュラーの8.5分の1。

より多くの人が手に取りやすく、食べやすい大きさです。

11日は松江市の上定昭仁市長も訪れ菓子作りの様子を見学しました。
そして抹茶とともに山川古今を味わった上定市長は
「松江の茶の湯文化、和菓子文化を多くの人に知ってもらうきっかけになって欲しい」と、話していました。

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