【ノア】HAYATAがモリス破りナショナル王者奪取!「誰の挑戦でもやったる。ただし…」

新王者となったHAYATA

ノア11日の後楽園大会で、HAYATA(36)がジャック・モリスを破りGHCナショナル王座を戴冠した。

試合はヘビー級のモリスにジュニアのHAYATAが押し込まれる場面が多い展開になった。しかも戦前にHAYATAが繰り返した挑発を受けたモリスは感情むき出し。普段は繰り出さないような金的やベルトを使っての殴打を狙うなどラフ攻撃にも手を染めた。

だがHAYATAも素早い動きで対抗し、終盤には403インパクトでモリスを脳天からマットに突き刺すなど応戦しつつ好機を待つ。そして最後は勝負を焦ったモリスにタイガードライバーの体勢で強引に持ち上げられたところをウラカンラナで切り返し、レフェリーのブラインドをついてロープの反動も使いまんまと3カウントを奪った。

試合後、HAYATAは「オイ、取ったぞ…。誰の挑戦でもやったる…。ただし、ジャック(モリス)以外な」と言葉を残す。一方、屈辱の敗戦となったモリスは、我を失った様子でコメントスペースに現れ「これは完全にサーカスだ。俺は今日、大事なものを失った。だが見たか? 何が起こったか。俺は負けていない! HAYATAはインチキをしたんだ!」とまくしたてる。さらに「ナショナル王座をかけたタイトル戦であんなことをするなんて信じられない! 今すぐにでもリマッチさせろ!」とフィニッシュにクレームを入れつつ再戦を要求した。

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