【巨人】相棒・菅野智之を好リード&決勝打の小林誠司「僕はもうドキドキ…」

菅野(右)を好リードした巨人・小林

名コンビが躍動した。巨人の菅野智之投手(34)と小林誠司捕手(34)の〝スガコババッテリー〟が11日のヤクルト戦(神宮)に揃って先発。菅野が6回無失点と好投すると、小林は6回に自身今季初安打となる先制適時打を放った。

苦しみながらも粘り強い投球を見せた。菅野は4、5回とそれぞれ得点圏に走者を進めながらも、三塁は踏ませない投球で得点は許さず。味方の援護を待つ中、今度は小林が両チーム無得点で迎えた6回二死二塁で迎えた3打席目に相手先発・高橋の投じた3球目を詰まりながらもうまくレフト方向へはじき返し、これが値千金の先制適時打となった。

今季は試合前時点で2打数無安打としていた小林だったが、名コンビを再結成した右腕のために大きな1点を奪うことに成功。小林にとっては2022年シーズン以来2季ぶりの打点ということもあり、塁上では力強いガッツポーズを見せた。

決勝打を放った小林は「僕の精いっぱいなので、本当に。毎打席打てるように必死に練習して頑張りたいと思います」と喜びをかみしめるように回顧。ここまで開幕から2試合連続で菅野の女房役を務め無失点と好リードが光っているが「僕はもうドキドキなんですけど、智之が引っ張ってくれて。すごい頼りになります」と率直な胸の内を明かした。

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