「心の中では初ヒットおめでとうと」味方から敵になった日本ハムに移籍した元教え子の初安打初打点を〝祝福〟

3回1死満塁、左前適時打を放つ日本ハム・水谷(撮影・穴井友梨)

◆ソフトバンク6―3日本ハム(11日、北九州)

ソフトバンクの小久保監督が、昨季までソフトバンクにいた日本ハム水谷のプロ初安打初打点を〝祝福〟した。

水谷は現役ドラフトで昨オフに日本ハムに移籍。1日の試合では6番左翼でプロ初スタメン初出場を果たし、3回に適時打を放っていた。昨季は2軍監督として水谷を指導していた小久保監督は試合後、「複雑な。敵なんですが、心の中では初ヒットおめでとうというね。プロ初ヒットでしょ? それがまたホークス戦というのも何かの縁ですし。まあまあ、勝負と個人的な思いは分けながら見てました」と笑顔で振り返った。

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