【巨人】阿部監督が〝スガコバ〟バッテリーを絶賛「安心感がある。やっぱり大きいよ」

ファンの歓声に応える小林誠司

巨人の阿部慎之助監督(45)が5―0で勝利した11日のヤクルト戦(神宮)後、この日先発した菅野智之投手(34)と小林誠司捕手(34)のスガコババッテリーを称賛した。

苦しみながらも粘り強い投球を見せた。菅野は4、5回とそれぞれ得点圏に走者を進めながらも、三塁は踏ませない投球で得点は許さず6回無失点の好投。味方の援護を待つ中、今度は小林が両チーム無得点で迎えた6回二死二塁の場面で相手先発・高橋の投じた3球目を詰まりながらもうまくレフト方向へはじき返し、これが値千金の先制適時打となった。

今季は試合前時点で2打数無安打だった小林だったが、名コンビを再結成した右腕のために大きな1点を奪うことに成功。小林にとっては2022年シーズン以来2季ぶりの打点ということもあり、塁上では力強いガッツポーズを見せた。

これに阿部監督は「素晴らしいよ。安心感がある。それはやっぱり大きいよ」と称賛。決勝打を放った小林についても「何とかしようという姿が見られている」と必死にもがく姿をたたえた。

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