【オリックス】サヨナラ勝ちも山下舜平大は初勝利お預け「リズムよく投げることができなかった」

オリックス・山下

オリックス・山下舜平大投手(21)の初勝利はならなかった。11日の楽天戦(京セラ)で2度目のマウンドに上がり、3回には一死三塁から浅村相手に159キロをマークするが、その後に左中間に適時二塁打を浴びて先制点を与えた。

粘投を続けるも球数が増え、5回を7安打1失点2四球の内容で降板。6回にセデーニョの一発で同点に追いつき、最後は紅林のサヨナラ打をベンチから見守った。山下は「どんどんゾーンで勝負しにいこうと思ったが、球数が増えてしまい、リズムよく投げることができませんでした。先発としてもう少し長いイニングを投げられるようにしていかないといけません」と反省の弁を並べ「まっすぐで押すことができた場面もあったし、何とか最少失点で粘れた部分はよかった」と振り返った。

先発陣では宮城が2戦2敗、山下が2戦1敗と柱となるべき2人が未勝利。それでも前回の西武戦(3日)が6回途中を2失点、8四死球だっただけに十分に修正できた。3度目の正直に期待がかかる。

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