【広島】新井監督がビッグプレー連発の外野陣を激賞「本当に守り勝った試合」

7回、佐藤輝の打球をフェンスに激突しながらキャッチした久保

競り勝ちの舞台裏に「守り」ありだ。1―0で11日の阪神戦(甲子園)をモノにした広島・新井貴浩監督(47)は、バックの美技連発を激賞した。

試合は9回に田村の適時打が決勝打となったが「きょうは本当に守り勝った試合」と〝勝因〟に8回までのバックの好守備を挙げた。初回二死二塁では大山のフェンス際への大飛球を左翼・秋山が好捕、終盤には、秋山の負傷による途中交代で出場した2年目の久保が7回の先頭・佐藤輝への中堅後方への打球をフェンスに衝突しながらもキャッチした。

1点を先取し、逃げ切りを計った最終回にはこの試合、3人目の中堅手として出場の上本も、先頭・中野の当たりを、ダイビングして好捕。「再三の好守で、修もそうだし、アキも。すごいプレーで、みんなの力で守り勝った」と外野陣の球際の強さを激賞していた。

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