【台湾】玉山金、熊本市と経済・観光交流などで協定[経済]

玉山金は9日、熊本市と包括的連携協定の締結式を開催した(玉山金提供)

台湾金融持ち株の玉山金融控股(Eサン・フィナンシャル・ホールディング、玉山金)は9日、熊本市と包括的連携協定を締結した。双方のリソースと優位性を通じて、台湾と熊本との間で経済や観光、スポーツといったさまざまな分野の交流促進を図る。

玉山金によると、熊本市の中垣内隆久副市長はファウンドリー(半導体の受託製造)世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)の熊本進出に伴う熊本と台湾の経済交流の活発化や、昨年の熊本と台北を結ぶ定期便就航について触れた上で、今回の協定締結による双方の発展に期待を示した。

このほか、10日には玉山金子会社の玉山ベンチャーキャピタルと肥後銀行(熊本市)、日本M&Aセンターホールディングスとの合弁会社「九州M&Aアドバイザーズ」の開所式が開かれた。

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