愛知県のタクシー事業者 日本版ライドシェア始動 収支不安も実績づくりへ

今月末に愛知県でもライドシェアが開始される

 タクシー会社の運行管理のもとで一般ドライバーが自家用車を使い、有料で乗客を運ぶ「日本版ライドシェア」が東京都などで始まった。愛知県内では名鉄タクシーホールディングス(本社名古屋市、HD)が4月下旬、フジタクシーグループ(本社名古屋市)、つばめ自動車(本社名古屋市)などが5月から開始を予定している。ドライバーが不足する中、「ドライバーを体験することで正社員採用につながることを期待する」など前向きな意見がある一方、「(国から)認められた時間帯が短く採算が合わない」など課題も指摘されている。

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