日本版主題歌でYaffle、AI、OZworldが“共闘”! 『ゴジラxコング 新たなる帝国』主題歌入り吹替版予告解禁

映画『ゴジラxコング 新たなる帝国』日本版主題歌を担当した(左から)AI、Yaffle(C)2024 Legendary and Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.

映画『ゴジラxコング 新たなる帝国』の主題歌が、Yaffle x AI「RISE TOGETHER feat. OZworld」に決定。併せて、本楽曲を使用した日本語吹替版予告が解禁された。

ワーナー・ブラザースとレジェンダリー・ピクチャーズ、東宝が提携し、『GODZILLA ゴジラ』(2014)より展開してきた、ハリウッド版『ゴジラ』シリーズと『キングコング:髑髏島の巨神』(2017)の壮大な世界観がクロスオーバーする「モンスター・ヴァース」シリーズ。

続編となった『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』は、2019年に全世界同時公開され、ド迫力の怪獣バトルに世界中が熱狂し、大ヒットを記録。そして2021年には、映画史上で最も有名な2大モンスターの夢の対決が実現。ゴジラとコングが激突したシリーズ第3弾『ゴジラvsコング』が公開され、全世界での累計興行収入が500億円を突破。まさに、ゴジラとコングの究極の対決にふさわしい地球規模での大ヒットとなった。

そして2023年11月3日には日本で製作されたゴジラ映画の記念すべき30作品目となる『ゴジラ‐1.0』が公開され、興行収入60億円を突破。その勢いは国内にとどまることなく、北米で邦画実写映画の新記録を打ち立て、さらに「第96回アカデミー賞」でアジア映画初となる「視覚効果賞」を受賞するなど話題を集めている。

2024年、ゴジラ70周年という巨大なアニバーサリーイヤーを迎え、世界中で“ゴジラ旋風”が巻き起こるなか、「モンスター・ヴァース」プロジェクトシリーズ第4弾の超大作『ゴジラxコング 新たなる帝国』が公開。日本公開に先立ち、3月29日より北米での上映が始まると、2週連続で週末興収ランキング第1位を記録。公開10日間で北米での累計興行収入1億3500万ドル、北米以外での国と地域では2億2600万ドルを突破し、全世界累計での興行収入は3億6100万ドルを突破する大ヒットとなっている。

このたび、本作の日本版主題歌が、Yaffle x AI「RISE TOGETHER feat. OZworld」であることが発表された。

数多くのアーティスト楽曲を手掛ける音楽プロデューサーにして近年は話題の映画の音楽制作も担当するなど各方面で高い注目を集めるYaffle(ヤッフル)が、「ゴジラに打ち勝つパワフルな歌声が欲しい」と今回その“共闘”相手として選んだのは、AI。実はともに無類のゴジラ好きという共通項を持つ2人。言わずと知れたゴジラシリーズの象徴である、伊福部昭作曲「ゴジラのテーマ」のオリジナル音源をサンプリングし、本作のキャッチフレーズである“Rise Together or Fall Alone”を楽曲に昇華させ、ゴジラ映画の新たなるテーマソングを書き上げた。ゴジラ映画のオリジナル音源の公式サンプリングは、今回が史上初となる。

そして、独特なニュアンスで繰り出すフロウやスキルフルなラップで独自の世界観を作り上げているHIP HOPアーティストOZworld(オズワルド)も参戦している。

さらに、本楽曲を使用した日本語吹替版予告も解禁。

70年にわたって世界中に響き続けてきた「ゴジラのテーマ」のフレーズ、その終わりにAIのゴスペルチックな咆哮が鳴り響いて始まる今回の予告映像では、先日発表された超豪華キャスト陣による日本語吹き替えの様子も、本編に先駆けて聞くことができる。

映画『ゴジラxコング 新たなる帝国』は、4月26日全国公開。

YaffleAI、OZworldのコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

Yaffle

まさかミュージックビデオの撮影で、ジオラマがある空間に入れると思っていなかったので、いま感動しています。そして、伊福部さんの偉大な楽曲に関わらせていただき、感無量です。

今作は凄い迫力とスケール感、そして映画としての広さも感じられる映画でした。その世界観のデカさを曲に落とし込んで、曲の方も迫力に負けないように作ろうと思いました。

叩き台のビートを作った後、聞く人の耳をしっかり掴む強い力を持つAIさん、そして凄くカッコいいラップと歌心を持つOZworldくんに声をかけ、最強同士が共闘するこの映画とおなじく、最強の二人がバッチリ決めてくれて凄い曲が出来たと思っています。自分も一リスナーとしてとても好きな曲になりました。

小さい頃からたくさん見ていたゴジラ。映画音楽のお仕事でいつか関われたら、と思っていたので本当に嬉しいです。世界で盛り上がっているゴジラの流れの中に、微力ながら加われたのが光栄に思っています。キャラクターが70年続くというのは、とんでもない事だと思います。今後も100年、200年と続いて行って欲しいですね。

AI

あのゴジラとあのコングによる大作映画、オファーを受けた時は嬉しくて、やらない理由はありませんでした。Yaffleさんとは最新アルバムで一緒に作業させていただいた時、すごく音楽性が合うなと感じていて、今回またご一緒出来るのも凄く嬉しかったです。

私の子どもたちはゴジラが大好きなので、話が来る前から家がゴジラだらけです(笑)。私自身も、ゴジラは幼い頃から身の周りにあったものなので「ゴジラのテーマ」の曲も染みついてます。そんな「ゴジラのテーマ」のサンプリングをYaffleさんから初めて聞かせてもらった瞬間は、鳥肌でしたね。その凄いパワーに負けないように、どういうメロディにしようか悩みながら一緒に作っていきました。

曲が完成した今、本当に嬉しくて、早くみんなに聞いて欲しいと思っています!

ゴジラが誕生して70年。私はもちろん、父も知ってるし、母は海外の人ですけど知っているし…、世界中にこんなにずっと愛されるキャラクターはなかなか無いと思います。

未だに格好よくて惹かれるところがいっぱいです。アニバーサリー、おめでとうございます。

■OZworld

まずこの曲の依頼が来た時は、リアルに鳥肌が立ちました。

いよいよ愛の権化AIさんとご一緒出来る日が来たのかと思うと、ハピネスが溢れ出しました。

自分自身小さい頃は、ゴジラや敵のおもちゃで遊んだり怪獣ごっこではゴジラは必ず登場していたり、成長する中で親戚のお兄ちゃん位のポジションでは常に存在していたキャラクターな印象です。

そして何より今回のテーマである、GODZILLAとKONGの“共闘”という部分にまさに今の時代に必要なメッセージを感じて、去年9月に出した3作目のアルバムを通して伝えたかった根本のテーマともとても似ているものを感じました。

なので、今回の曲のリリックは無理なく自分の内側から出せた作品になったと思います。

アニバーサリーというとても記念すべきタイミングでこの作品に関わらせて頂いたことを心から嬉しく思います。

ダララ ダララ!

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