リバプール、アタランタにホームで0-3完敗…EL4強入りは厳しい状況に。遠藤航は痛恨ボールロスト直後の76分に交代

現地時間4月11日に開催されたヨーロッパリーグの準々決勝・第1レグで、リバプールはアタランタと本拠地アンフィールドで対戦。遠藤航は4日前のマンチェスター・ユナイテッド戦(プレミアリーグ第32節、2-2)に続き、アンカーで先発した。

開始3分、エリオットのボールロストに不運が重なり、いきなり大ピンチ。パサリッチにゴール至近距離から決定的なシュートを浴びるも、守護神ケレハーが顔面でストップする超ビッグセーブを見せ、早々の失点を逃れる。

15分には遠藤のスキルで五分五分のボールを巧みに保持すると、ジョーンズがスルーパス。ヌニェスが一気に抜け出し、ペナルティエリア内からシュートを放つが、惜しくもゴールの左に外れる。

さらに26分には、エリオットがFKの流れから左足を振り抜くも、クロスバー→左ポストと当たる。

チャンスをモノにできずにいると、38分にザッパコスタのクロスから、スカマッカに流し込まれ、先制を許す。

【動画】遠藤がマンU戦で披露した好パス
0-1で前半を終えたホームチームは、ハーフタイムに3枚替えを敢行。サラー、ソボスライ、ロバートソンを投入する。

ただ、その後も押し込みながらゴールを奪えず。60分にはディアスも送り込む。

主力を前線に並べて早めに追いつきたいところだったが、ディアス投入の数秒後にスカマッカに再びネットを揺らされ、よもやの2点ビハインドとなる。

依然1点が遠いなか、76分に最後の交代。直前に痛恨のボールロストでカウンターを招いた遠藤を下げ、怪我から復帰明けのジョッタを入れる。

しかし、状況は改善せず、83分にエデルソンのシュートのこぼれ球をパサリッチに詰められ、三度被弾。結局0-3でまさかの完敗を喫した。

クロップ体制最終年のリバプールは、今季6敗目でアンフィールドでは初黒星となった。翌週に敵地で行なわれる第2レグで大逆転なるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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