JA職員の左ほほ真っ赤…83歳無職の男 2回"パンチ"―暴行で現行犯逮捕 食い違う主張「相手出した手 振り払った」「手 出していない」以前からトラブルか 北海道秩父別町

JA職員を2回殴打した男を暴行の現行犯で逮捕した北海道警深川署

北海道の秩父別町で、JA職員の左ほほを2回殴ったとして、地元に住む無職の男(83)が、暴行の現行犯で逮捕されました。男は4月11日午後0時50分ごろ、JA北いぶき秩父別本所で、対応したJAの男性職員(49)の左ほほを右こぶしで2回、殴りました。警察によりますと、男は以前からJAとトラブルを起こしていて、今回もJA職員と話し合っていました。被害に遭ったJAの男性職員は入り口付近対応していましたが、男が勝手に中に進もうとしたため、静止したところ、暴行しました。別の職員が「もめごとが起きている」と110番通報。警察官が現場に駆け付けると、被害者の左ほほが赤くなっていました。警察は被害状況と複数の目撃者の証言から男をその場で逮捕しました。男は警察の調べに「相手が出した手を振り払っただけ。何もしていない」と否認しています。一方で、被害者は「手を出していない」と話すなど双方の主張が食い違っていて、警察は事件の詳しい経緯を慎重に調べています。

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