爪を切られたくない猫 逃げた結果…面白かわいい姿に「このまま送ってほしい」

爪切りは嫌~!箱に逃げ込んだ猫ちゃんの姿に悶絶

「爪切りから逃れたい猫ちゃん」がX(旧Twitter)で注目を集めています。

投稿したのは、Xユーザーの「@kotaro_0315」さん。

当ポストには2024年4月2日時点で3万件を超えるいいねが寄せられるなど話題となっています。

また記事の中盤では、猫の飼育費用についてもご紹介します。

※ポストの画像は【写真】をご参照ください。
※今回ご紹介するポストは、投稿者様の掲載許可を頂いております。

※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。

爪切りは嫌~!箱に逃げ込んだ猫ちゃん

「これは爪を切られるのが嫌で逃げ込んだ虎太郎」というコメントとともに投稿されたのは、1枚の写真でした。

そこに写っているのは、猫の男の子「虎太郎」くん。白い箱にスッポリとおさまり身体を丸めていました。

爪切りをしたくなかった様子の虎太郎くん。横目でこちらを見る姿からは、深刻そうな雰囲気が伝わります。心なしか、かわいいおててを隠しているようにも見えます……。

ひょっこりと顔を見せる姿もかわいい

視線が合いました。何かを訴えています。

飼い主さんはその後、顔を上げてこちらを見る虎太郎くんの様子も投稿。何か言いたげな「まん丸おめめ」で視線を送っていますね。

そんなほほえましい「かくれんぼ」は大勢を癒した様子。ポストには3万件を超えるいいねが集まる大反響となりました。

かくれんぼする虎太郎くん。爪切り苦手な猫多いですよね。

「このまま送ってほしい(笑)」「きれいにハマッておられる……」「虚無感ww」「お顔が必死(笑)」など、笑みがこぼれた人からの声が多く寄せられました。

これは爪を切られるのが嫌で逃げ込んだ虎太郎#猫 #猫好き #猫のいる生活 pic.twitter.com/bYwrKvg7Nt

— 虎太郎(3歳) (@kotaro_0315) March 29, 2024

猫の飼育費用事情:おやつ代にかける費用が上昇

ここから少し、ペットに関する数字をご紹介していきます(投稿された内容については、この次のページにも続きますよ)。

「ペットの猫」に関する経済事情について見ていきましょう。

一般社団法人ペットフード協会はペット関連企業のマーケティング施策や商品開発を後押ししたり、ペットの飼育率向上を図るため、全国犬猫飼育実態調査を行いました。

「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」によると、猫の飼育経費は以下のように推移しました。
※数値は毎月の支出額平均

獣医にかかる医療費

  • 2018年:2412円
  • 2019年:3016円
  • 2020年:2918円
  • 2021年:3367円
  • 2022年:2392円
  • 2023年:3400円

猫の保険

  • 2018年:1729円
  • 2019年:2349円
  • 2020年:1758円
  • 2021年:2731円
  • 2022年:2069円
  • 2023年:1988円

市販の猫主食用キャットフード

  • 2018年:2599円
  • 2019年:2745円
  • 2020年:2673円
  • 2021年:2978円
  • 2022年:2877円
  • 2023年:2988円

市販の猫おやつ用キャットフード

  • 2018年:1092円
  • 2019年:1303円
  • 2020年:1241円
  • 2021年:1346円
  • 2022年:1356円
  • 2023年:1562円

上記データを見ると、2018年から2023年の6年間で「猫主食用キャットフードにかかる毎月の支出額平均」は約15%の増加、「猫おやつ用キャットフードにかかる毎月の支出額平均」については約43%も増加したことがわかります。

アパート・マンションなどの居住環境や飼育費用が猫を飼うハードルに

同調査では猫を飼う上での阻害要因に関するアンケート調査も実施されました。

「猫を飼いたいと思いながらも現在飼育していない理由」として、以下のような回答ランキング結果(複数回答可)となりました。

  • 1位 32.6%:集合住宅(アパート・マンションなど一戸建てでないもの)に住んでいて、禁止されているから
  • 2位 22.8%:世話をするのにお金がかかるから
  • 3位 21.5%:別れがつらいから
  • 4位 21.3%:旅行など長期の外出がしづらくなるから
  • 5位 18.1%:十分に世話ができないから

上記のように、居住環境の事情が理由で飼育できないという理由が3割を超えました。

猫の飼育費用が高まる中、SNSコンテンツは「飼いたいけど飼えない人」にとってありがたい?

同調査では「現在猫を飼育していないものの、今後飼育する意向がある人」について、飼いたいと思ったきっかけに関しても調査され、結果は以下のような回答ランキング結果(複数回答可)となりました。

  • 1位 47.4%:生活に癒し・安らぎが欲しかったから
  • 2位 27.8%:過去に飼育経験があり、また飼いたくなったから
  • 3位 15.1%:愛情をかけて世話をする対象が欲しかったから
  • 4位 15.0%:ストレス解消、気分転換、リフレッシュしたいから
  • 5位 14.3%:話し相手や遊び相手として欲しかったから

これを見ると「生活に癒し・安らぎが欲しかったから」が47.4%と、その他の理由に大差をつけて1位となっています。

様々な理由で飼いたいのに飼えない人がいる中、費用や制約なしで手軽に癒しを感じられるSNSでの猫に関する投稿や動画は、注目を集めやすいコンテンツであることがうかがえます。

キュートな表情だってできるんです!

さて、投稿主さんに、猫ちゃんについてお話をうかがいました。

――お名前の由来はありますか?

カタカナよりも日本的な名前がいいなと思い、見たままの虎柄から付けた名前です。

――普段はどのような子ですか?

甘えたい時に甘える、遊びたい時に遊ぶ。他の猫の例に漏れず気ままで自由な子です。

――自慢のポイントは何ですか?

噛んだり変な顔しているポストが反響多いですが、実はちゃんと可愛い顔も出来るところですかね。

以上、SNSで話題の猫ちゃんでした。

参考資料

  • @kotaro_0315
  • 一般社団法人ペットフード協会「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」

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