雑木林で発見された"赤い老眼鏡"の身元不明遺体 地元の70代男性と判明―「着衣の乱れはなし」警察が事件性捜査 北海道登別市

男性の老眼鏡(提供 北海道警)

北海道登別市の雑木林で見つかった身元不明の遺体は4月11日、市内に住む70代の男性と特定されました。警察によりますと、遺体は4月8日午前8時40分ごろ、登別市千歳町4丁目の雑木林で、山菜採り中の80代男性が発見しました。遺体のそばには身元を特定できる物がなく、警察は4月10日に男性の似顔絵や着衣、所持品など特徴を公表し情報提供を呼びかけていました。

"銀色のラジオ"を所持 グレーのダウン

公開された男性の着衣(提供 北海道警)

・60~80歳くらいの白髪の男性・やせ型で身長158センチくらい・黒のつば付き帽子(56~59センチ)・グレーのダウンジャケット(LL)・赤の老眼鏡・銀色のラジオ

着衣の乱れはなし 事件性を捜査

男性が所持していた銀色のラジオ(提供 北海道警)

その後4月11日になって、顔や身体的特徴などから遺体で見つかったのは登別市内に住む70代の男性であると判明したということです。警察は市民から情報提供があったのかなど、身元特定までの詳細を明らかにしていません。男性の着衣に乱れはありませんでしたが、警察は引き続き事件性を調べることにしています。

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