阿部采配ズバリ!勝利を呼んだ7回裏の継投に五十嵐亮太氏「判断がとても良かったということになります」と絶賛

◆ 勝負の分かれ目を解説

巨人がヤクルトに快勝し、このカード連勝となった。

結果的には5-0と点差のついた試合となったが、勝負の分かれ目について、11日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』でMCを務めた野村弘樹氏は「やはり7回でしょうね」と阿部監督が継投に踏み切った場面に着目した。

好投の菅野智之を6回で交代し「1対0で勝っていて、中川(皓太)がいって、でもピンチを招いて」と逆転のランナーを出塁させた中川を諦め「また同じ左のバルドナードを突っ込んできた」と、勝負手を打ってきた采配について、解説者の五十嵐亮太氏に意見を求めると「思い切りましたよね」とし「やっぱり中川は7回か8回のどちらか、任される打順によって変わってくるんですけど、こういったピッチャーを変える時ってね、ある程度ピッチャーが納得するような降ろし方をした方が、ピッチャーとしても納得するっていうところではあるんです」とピッチャー心理を鑑みながら、

続けて「この辺の判断力であったり、判断の速さっていうところが、結果的に良かったんですよね。中川自身もその後が抑えてくれたっていうこともあって、気持ちは比較的切り替えやすいんですよ。 そうなると、チームにとっても選手にとってもプラスが大きかったので、ここを判断したピッチングコーチだったり監督っていうところの判断がとても良かったということになります」と結果と中川の心のケア、両方にメリットのある采配だったと分析した。

元捕手らしい状況判断で勝利を呼んだ阿部采配。この先のタクトにも注目したいところだ。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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