アイス・スパイス、ハリウッド版『天国と地獄』で女優デビューへ

ラッパーのアイス・スパイスが『ハイ・アンド・ロー』で女優デビューを果たす。『ブラック・クランズマン』のスパイク・リーがメガホンをとる1963年の黒澤明監督作『天国と地獄』のハリウッド版にカメオ出演を予定しており、デンゼル・ワシントン、ジェフリー・ライト、イルフェネシュ・ハデラといったキャスト陣に加わったかたちだ。

製作のA24は10日(水)、リーとデンゼルの写真をX(旧ツイッター)に投稿、「No.5の製作に入りました」とキャプションをつけている。『ハイ・アンド・ロー』は、2人にとって『インサイド・マン』『ラストゲーム』『マルコムX』 『モ‘ベター・ブルース』に続く5作目のコラボ作品となる。

オリジナル版の『天国と地獄』は、米作家エド・マクベインが1959年に発表した『キングの身代金』からインスピレーションを得たサスペンスで、製靴会社専務が、自分の息子と間違えられ誘拐されたお抱え運転手の息子のために身代金を要求される姿が描かれていた。

現在デビューアルバム『Y2K』を制作中のアイス・スパイスは、2月に開催されたグラミー賞では4部門でノミネート、さらにテイラー・スウィフトとのコラボも果たしている。

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