「個人のミスが多すぎ、気分が悪い」リバプール主将ファン・ダイク、惨敗したチームに苦言「ポゼッションがずさんで罰を受けた」

よもやの惨敗に、落胆を隠しきれない。

遠藤航が所属するリバプールは、現地4月11日に開催されたヨーロッパリーグ(EL)の準々決勝・第1レグでアタランタをホームに迎え、0-3で敗れた。

38分にジャンルカ・スカマッカのゴ―ルで先制されたリバプールは、チャンスを活かせず、逆に60分と83分にも被弾。完全にアタランタの術中にはまってしまった。

英公共放送『BBC』によれば、キャプテンのフィルジル・ファン・ダイクは試合後、『TNT Sports』のインタビューでこうコメントしている。

「明らかに素晴らしいとは言えない。とても残念な夜だった。個人のミスが多すぎて、我々は罰を受けた。気分が悪い」

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オランダ代表DFは「彼らがやっているマンマークシステムでは、僕たちはもっとうまくやらなくてはいけない。ボールを持った時はもっとうまくやって、もっと強くならなければいけない。スペースが空いていたので、彼らはすぐに我々を罰した」とチームの出来に厳しい言葉を発した。

「難しいエリアでボールを失ったから失点したというよりも、僕たちは完全にオープンだった。痛い。でも、落ち込むわけにはいかない。我々は早く対処する必要がある」

キャプテンは「もちろん痛い。ここ(アンフィールド)で僕たちは長い間負けていなかった。だが、彼らの手柄を奪ってはいけない。彼らはポゼッションでずさんだった我々を罰したんだ。1点か2点を決めるチャンスがあったのに、残念ながらそれができなかった」と嘆いた。

「結果を出すことに切り替えなければならない」と語ったリーダーのもとで、リバプールは立ち直れるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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