実業家のハリウッド女優 立ち上げた自然派ブランドのCCOを退任 設立12年「一生の思い出」

ハリウッド女優のジェシカ・アルバ(42)が、オネスト・カンパニーの最高クリエイティブ責任者を退任することになった。夫キャッシュ・ウォーレンとの間に3人の子供を持つジェシカは、12年前に透明性やサステナビリティを重視する自然派ホームケアブランドを立ち上げたが、指導的役割を離れた後、同社の取締役会に残り、事業の将来について「戦略的アドバイス」を提供する予定だ。

ジェシカはインスタグラムで発表した。「オネスト・カンパニーを設立して12年、感謝の気持ちと共に、チーフ・クリエイティブ・オフィサーとしてのリーダー職を退くことにしました」「しかし、役員としての役割を通じて、戦略的なアドバイスは続けていくつもりです」「この決断を下すことは決して簡単なことではありませんでしたが、カーラ・ヴァーノンが指揮を執るリーダーシップ・チームが私たちの創業のビジョンを推進し、業界の変革者としてのオネストのレガシーを強化することができると確信しています」

投稿には、2011年に倉庫で箱の上に座っている写真、2021年5月にオネストが株式公開した際にナスダックでスピーチをした写真など、同社で過ごした時を記録した一連の写真が添えられている。

「オネストを作り上げることは、まさに愛の結晶」と綴るジェシカは、同社での旅路を「一生の思い出」と称え、共に働いてきたすべての人々に敬意を表し、「そしてもちろん、オネストファミリーの皆さん、永遠に感謝しています。皆さんのストーリーや感想を読んだり、ベビーシャワーの写真や、月々の目標達成、AM/PMのルーティン、そしてその間のあらゆる写真を見たりしています。どうかその時々をシェアし続けてください。皆さんのおかげで、私たちは存在できるのです」と同社製品を愛用してくれている人々にも感謝を伝えた。

また投稿には写真だけでなく、「イエスと言う力を持たない人に、ノーと言わせないこと」「未来は、自らの夢の美しさを信じる人のものである」という故エレノア・ルーズベルト大統領夫人の言葉も載せている。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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