市内物流機器メンテ会社  忠生に新社屋 サレジオ高専生がデザイン 町田市

新しくなった社屋

物流機器メーカーの機械を中心としてメンテナンスや工事を担う株式会社FMS(藤田正人代表取締役)の新社屋が先ごろ、忠生に完成した。建物のデザインやロゴマークはサレジオ工業高等専門学校(小山ヶ丘)が関わり、ロゴは昨夏の授業内で出た19の案の中から選ばれたものが採用されたという。

同社の担当者は「完成し、感動の一言に尽きる。外装が出来上がっていく様子をその都度楽しんでいた」と振り返り、「学生の方にデザインしてもらい、入社する若い世代に受け入れられやすいものになったのではと思う。雇用拡大につなげていきたい」としている。

研修場にも

新社屋完成にあたり、同社は社内を機械メンテナンスの研修場所として開放する考えがあるという。

工場の機械を社内に持ち運び、「実際に機械に触れることができる学びの場としていければ。メンテナンスの知識をつけるには3年から5年かかる。活用してもらいたい」と担当者は話している。

導入した工場機械

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