要塞でリバプールを粉砕! アタランタ3バックが大興奮「信じられない。世界最高の相手に」「アンフィールドで3-0は歴史的」

現地時間4月11日に開催されたヨーロッパリーグの準々決勝・第1レグで、アタランタは遠藤航を擁するリバプールと敵地で対戦。ジャンルカ・スカマッカの2発で流れを引き寄せた後、マリオ・パシャリッチがダメ押し点を奪い、3-0で難敵に先勝した。

今季無敗の要塞アンフィールドでまさかの完敗を喫したリバプール側が、お通夜状態になる一方で、アタランタ陣営はお祭り騒ぎだ。

イングランドまで駆けつけたアウェーサポーターと共に歓喜するなか、欧州サッカー連盟の公式サイトによれば、3バックトリオのベラト・ジムシティ、イサク・ヒエン、マルテン・デ・ローンがインタビューに対応。それぞれ興奮気味にこう語った。

ジムシティ
「チーム全体が完璧な試合だった。とても良いパフォーマンスだった。高い位置からプレスをかけ、優れたプレーができた。素晴らしい雰囲気となり、僕らはそれに応えた」

【動画】リバプールが衝撃の完敗。アタランタ戦のハイライト
ヒエン
「信じられないような試合になった。世界最高のチームの1つを相手にするのは難しいと思っていたからね。自分たちの力を見せようと意気込んでいた。クリーンシートを維持するためには、全ての力が必要だったんだ。最終的には、100%以上の力を出し切らなければならなかった。

ベルガモ(ホームタウン)のファンが応援に来てくれて、とても嬉しかった。ファンの声援を背に自分たちを信じ、素晴らしいパフォーマンスを見せられた。常に全力を尽くした。このチームの一員でいられてとても嬉しく思う」

デ・ローン
「グループとして、チームとして完璧なパフォーマンスだった。多くを生み出し、多くのプレスをかけた。アンフィールドで3-0の勝利は歴史的だ。1つか2つラッキーな場面もあったが、チームとして良い守備ができた」

勢いに乗るイタリアの雄は、ベルガモでもリバプールを下し、満員のサポーターとより大きな喜びに浸れるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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