客18人が食中毒、嘔吐や下痢…ちらしずし、握りずしを食べて テイクアウトした客グループ、出前を頼んだ客グループに異変 ノロウイルス検出、すし店を営業停止に

ノロウイルス検出 すし店を処分=さいたま市南区

 埼玉県さいたま市は11日、同市南区南浦和のすし店「かみや鮨」で食事をした13人からノロウイルスが検出されたと発表した。市は同日、食品衛生法に基づき同店を3日間の営業停止処分とした。

 市生活衛生課によると、3月28日に同店を利用した2グループ23人のうち、20~60代の18人が腹痛や下痢、嘔吐(おうと)などの症状を訴えた。発症者は同店の出前や持ち帰りでちらしずしや握りずしなどを食べていた。市保健所が調査をし、共通食が同店での食事に限定されたことなどから、同店を食中毒の原因と特定した。

 18人全員が快方に向かっているという。

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