【鎌倉 グルメレポ】TOMATO or SPINACH by YOGORO-原宿の人気カレー店「ヨゴロウ」の味をそのまま提供

いつも行列が絶えない、原宿にある有名カレー専門店「ヨゴロウ」。その系列店である「TOMATO or SPINACH by YOGORO」が、2023年3月、満を持して鎌倉に誕生しました。

場所は、小町通りと若宮大路を結ぶ道沿いにあるビルの2階。観光客で賑わう人気スポットです。

画像出典:湘南人

オープンしたきっかけは、オーナーの小野いずみさんが、ヨゴロウのカレーの味にとことん惚れ込んだから。

以前原宿のアパレル会社で働いていた小野さんですが、ある日、同僚のフランス人の男性に連れていってもらったのが、ヨゴロウのカレーとの出会いでした。

「最初は、とてもスパイシーなので食べられないかもしれないと思いましたが、食べ進めるうちにどんどんその味にはまっていきました。次の日も、その次の日も食べたくなり、ランチタイムに頻繁に通うようになったのです」(小野さん)

そして、ヨゴロウのオーナーがこだわりを持って作っているカレーを、ぜひ伝授してほしいと強く願い出た結果、小野さんの熱意が伝わり、地元である鎌倉に店をオープンさせることが出来たのだそうです。

「ヨゴロウさんに行くと、海外のお客様が多くて、日本に3日滞在する中で4回も食べにいった人の話も聞きました。外国人が好む味なら、ハワイで出したらいいなと思いましたが、ハードルが高すぎるので、まずは地元の鎌倉に出店することにしました(笑)」(小野さん)

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ヨゴロウのカレーで、特に好きだったのが、トマトチキンカレーとほうれん草チキンカレーで、これを交互に食べていたという小野さん。

本店には、それ以外にポークカレーやキーマカレーもありましたが、トマトチキンカレーとほうれん草チキンカレーだけあれば十分と考え、同じクオリティーを保つためにも、この2つにしぼって提供することにしたのだそうです。

まさに店名である「TOMATO or SPINACH」。どちらかのカレーを選んでくださいというポリシーに、とても潔さを感じます。

画像出典:湘南人

オーダーをするには、まず入り口にある発券機で食券を買います。

トマトチキンカレー¥1,200(税込み)かほうれん草チキンカレー¥1,200(税込み)かを選んでパネルをタッチすると、次の画面では、半熟卵¥100、チーズ¥100をトッピングしたり、ドリンクをオーダーしたりする選択画面が出てきます。

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こちらは、トマトチキンカレーに半熟卵をトッピングしたもの。

ちょっとピリッとしたスパイスとトマトの旨味が凝縮されていて、これからの暑い夏の季節に合う味です。これを食べれば夏バテが解消し、体が元気になりそうです。

ちなみに、カレーにはサラダとターメリックライスがセットされています。

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こちらは、ほうれん草チキンカレーに半熟卵とチーズをトッピングしたもの。

ほうれん草には水をいっさい加えず、時間をかけてペースト状にしているそうです。

ほうれん草チキンカレーは食べると体がポカポカと温まってきて、どちらかというと冬向きですが、「体調や好みによって、どちらの味にするかを決めてほしい」とのことです。

どちらのカレーにも、たっぷりとチキンが乗っているのが嬉しいところ。チキンは煮込まず、外はパリパリ、中はジューシーにソテーしてあるのが持ち味です。

そして、鉄板皿で熱々の状態でカレーが出てくる、ヨゴロウのスタイルをそのまま踏襲しています。

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そんなカレーに合うのが、テカテというメキシコのビール(¥700)。

辛い食べ物との相性が抜群です。

画像出典:湘南人

店内は、打ちっぱなしの壁に、可愛らしいピンクがポイントとなっている心地よい空間です。

座席間の距離を広々とっているのは、「ベビーカーでも気軽に入れるように」という心遣いがあるからです。

最近は「美味しいカレー屋さんがある」という評判が口コミで広がり、リピーターさんが増えてきているとか。

週に1~2回は必ず訪れるお客さんもいて、トマトとほうれん草を交互に楽しんでいるそうです。

「いずれは、本当にハワイにも出店したい」とオーナーさんの夢は広がり続けています。

店舗紹介

【TOMATO or SPINACH by YOGORO】

■住所:鎌倉市雪ノ下1-6-28 LAMP雪ノ下2F 2B

■営業時間:11:00~18:00

■定休日:火曜日

関連リンク

https://www.instagram.com/tomato_or_spinach_by_yogoro

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