サッカー=半自動オフサイド判定、プレミアリーグで来季導入

[ロンドン 11日 ロイター] - サッカーのイングランド・プレミアリーグは11日の株主総会で、来季からの半自動オフサイドテクノロジーの導入を各クラブの満場一致で決定した。

プレミアリーグは声明で「このテクノロジーは、光学的な選手トラッキングに基づき、仮想オフサイドラインのより迅速かつ一貫した配置と、高品質の放送用グラフィックを生成することで、サポーターのスタジアム内および放送での体験をより充実したものにする」と説明した。

プレミアリーグでは現在、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)担当者がオフサイドをチェックしているが、判定に時間がかかるほかリプレーもなく、スタジアムのファンが放置されていると批判にさらされている。

プレミアリーグでは初導入となるこのシステムは、すでに2022年のワールドカップ(W杯)カタール大会や欧州チャンピオンズリーグなどで使用されており、今年にはアジアカップでも取り入れられた。

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