QBウィリアムズ、メイ、ダニエルズらドラフト上位候補13名が2024年NFLドラフト会場へ

2023年NFLドラフト【AP Photo/Steve Luciano】

13人のドラフト候補生が、現地4月25日(木)からデトロイトで開催される2024年NFLドラフトの会場への招待を受け入れた。その中には、トップクラスのクオーターバック(QB)3人とエリートワイドレシーバー(WR)3人が含まれている。

クオーターバックのポジションにおいては、ドラフト全体1位指名候補の南カリフォルニア大学(USC)のケイレブ・ウィリアムズを筆頭に、ルイジアナ州立大学のジェイデン・ダニエルズ、ノースカロライナ州立大学のドレイク・メイがリストアップされている。どういった順番になるかはさておき、この3人にはドラフト1位から3位で指名される可能性がある。これら上位3つのドラフト指名権は、クオーターバックを求めているシカゴ・ベアーズ、ワシントン・コマンダース、ニューイングランド・ペイトリオッツが現時点で保有している。

また、ワイドレシーバーからはトップ3で指名される可能性のある選手が全員、ドラフト会場にやってくる。オハイオ州立大学のマービン・ハリソンJr.、ルイジアナ州立大学のマリク・ネイバース、ワシントン大学のローム・オドゥンゼの3人すべてに、トップ10指名の可能性があると見られている。

ドラフト会場にやってくる選手は下記の通り。

テリオン・アーノルド(アラバマ大学/CB)
ジェイデン・ダニエルズ(ルイジアナ州立大学/QB)
マービン・ハリソンJr.(オハイオ州立大学/WR)
J.C.レイサム(アラバマ大学/OT)
ライアトゥ・ラトゥ(カリフォルニア大学ロサンゼルス校/DE)
ドレイク・メイ(ノースカロライナ大学/QB)
クインヨン・ミッチェル(トレド大学/CB)
マリク・ネイバース(ルイジアナ州立大学/WR)
ローム・オドゥンゼ(ワシントン大学/WR)
ダリアス・ロビンソン(ミズーリ大学/DE)
ブライアン・トマスJr.(ルイジアナ州立大学/WR)
ダラス・ターナー(アラバマ大学/DE)
ケイレブ・ウィリアムズ(南カリフォルニア大学/QB)

招待を受けた他の2人のオフェンス選手は、アラバマ大学のオフェンシブタックル(OT)J.C.レイサムとルイジアナ州立大学のWRブライアン・トマスJr.だ。

オフェンス選手が特に有力視される今回のドラフトだが、招待を受けた13人中5人がディフェンス選手となっている。

その中には3人のエッジラッシャーが含まれる。アラバマ大学のダラス・ターナー、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)のライアトゥ・ラトゥ、ミズーリ大学のダリアス・ロビンソンだ。ミシガン州サウスフィールドで育ち、カントン高校に通っていたロビンソンにとって、ドラフト会場への参加は、まさに帰郷となる。

ターナーはディフェンスで最初にドラフトされる選手として名前が挙がっているが、今年のドラフト会場に参加予定の2人のコーナーバック(CB)もその座を狙っている。その2人とは、ターナーのクリムゾン・タイドのチームメイト、テリオン・アーノルドとトレド大学のクインヨン・ミッチェルだ。ミッチェルは、1993年のNFLドラフトでデンバー・ブロンコスに全体11位で選ばれたダン・ウィリアムズ以来、トレド・ロケッツの選手として最高のドラフト指名を目指している。

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