パッカーズとのライバル関係で巻き返しを誓うベアーズDEスウェット、「今年は負けない」

ミネソタ・バイキングスのジョシュア・ドブスとシカゴ・ベアーズのモンテス・スウェット【AP Photo/Bruce Kluckhohn】

シカゴ・ベアーズとグリーンベイ・パッカーズのライバル関係では過去10年以上、ウィスコンシン州を拠点とするグリーンベイが圧倒的な優勢となっている。ベアーズのディフェンシブエンド(DE)モンテス・スウェットは、チーズヘッド(チーズの生産地として有名なことに由来するパッカーズファンの愛称)に有利な現状を変えるつもりだ。

元NFLエッジラッシャーのクリス・ロングがホストを務めるポッドキャスト 『Green Light(グリーン・ライト)』に最近出演したスウェットは、ライバル対決の流れを変えるつもりだと自ら発言している。 

「今ここではっきりさせておくが、今年はパッカーズに負ける気はない」とスウェットは話した。

「負けるなんてことは考えられない。今年はパッカーズには負けない。あのチームとは真のライバル関係を築いてきた」

スウェットは同じパスラッシャーのラシャン・ゲイリーをはじめ、パッカーズの選手数人と友人であることを明かしており、だからこそライバル関係が一層盛り上がるという。

スウェットはベアーズの一員として、クオーターバック(QB)ジョーダン・ラブ率いるパッカーズ相手にこれまでのところ0勝1敗となっており、昨年のシーズン第18週にはグリーンベイで臨んだ試合に17対9で敗れている。

このライバル対決においてはパッカーズが10連勝中と圧倒的な強さを誇り、パッカーズは過去20戦中17勝、過去26戦中22勝という記録を残している。

ベアーズがこの気の遠くなるような数字をひっくり返すには、再建されたチームを率いるスウェットがカギとなる。今年のNFLドラフトでベアーズに加わることが濃厚なQBケイレブ・ウィリアムズも重要になるだろう。

【R】

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