18軒の自慢の庭を見に来て 沖縄・南城市でオープンガーデン 4月19日から 「庭主との交流も楽しんで」

 南城市内の個人宅の庭を巡るイベント「第23回オープンガーデン」(主催・同市観光協会)が19日(金)に始まる。開催は29日までで、時間はいずれも午前9時から午後5時。今年は18軒が参加する。

 訪問するには地図付きのパスポート(1人500円。高校生以下無料)が必要。同市地域物産館など市内外の4カ所で13日(土)に販売を始める。19日以降は同市役所など9カ所でも取り扱う。

 パスポートが1枚あればイベント期間中は何度でも訪問可能。6軒回ってアンケートに答えると、抽選で市の特産品が当たる。27~29日はJAおきなわ南城支店の駐車場で苗や植木、園芸用品などを販売する。

 庭を開放して通算約10回になるという同市大里稲嶺の新垣正夫さん(71)は「やんばるからトラック20台分の土を入れた庭」と話す。傾斜を付けて石の階段を設け、石像や灯籠を配置。間にシダやベゴニア、クロキなどを植えている。

 同市観光協会の平良幸松さんは「個性が光る庭ばかり。庭主さんとの交流も楽しんで」と呼びかけている。問い合わせは市観光協会、電話098(948)4660。(南部報道部・平島夏実)

© 株式会社沖縄タイムス社